POST No.066
DATE:2024.8.1
わんちゃんの熱中症予防対策
こんにちは、近藤です。
最近は高温多湿の時期が続いていますが、わんちゃんたちも人間と同じように熱中症や体調を崩してしまうこともあります。
そこで今の季節に気をつけていただきたい熱中症などについてお話しします!
わんちゃんの皮膚には汗腺がないため、汗をかいて体温調節することが苦手です。
汗腺は肉球に少しあり、「ハアハア」と口呼吸をすることで体の熱を逃していますが、気温が高い場所ではどちらもあまり効率は良くありません。
また、外ではわんちゃんは地面に近いところを歩くため、地面の熱を直接感じてしまい、熱中症のリスクはより高まります。
熱中症にさせないために、暑い時期の散歩は朝晩の涼しい時間帯に行うことをおすすめします。
とくにアスファルトでは、肉球がやけどを起こしてしまう可能性もあり大変危険ですので、出発前に地面を手で触って熱くないかを確認することも重要です!必ず熱くないか確認しましょう。
おうちの中では、お水はいつでも自由に飲めるように、十分な量を入れて、エアコンなどを活用して温度や湿度を調節しましょう。
お水はお散歩時も持ち歩き、出発前や帰ってきた後なども水分補給を心がけましょう。
また、車でのお出かけの際には、車の中の気温が上がりやすいので、エンジンを切った閉め切った車内にわんちゃんを放置するのは夏以外でも非常に危険です!
リスクを避けるためにわんちゃんを車内に残して車を離れるのは絶対にやめましょう!!
走行中も、クレートの中は熱がこもりやすかったり、後部座席と運転席とでは、温度や換気性が違います。エアコンの温度や空気の通り道、日当たりなどに注意しましょう。
熱中症は死亡率も高い危険な病気です。
体温調節が苦手なわんちゃんを、熱中症などのリスクから守るために、適切な温度管理や外出の際には十分気をつけて過ごしましょう!