POST No.103
DATE:2025.7.20
わんちゃんの熱中症予防と室内での過ごし方
こんにちは、近藤です。
最近は高温多湿な日が続いていますね。
私たち人間もバテそうになる暑さですが、わんちゃんたちにとってもとても過酷な季節です。
今回は、わんちゃんの熱中症対策や、おうちでできる工夫についてお話ししたいと思います!
わんちゃんは暑さにとても弱い
わんちゃんの皮膚には汗腺がほとんどなく、汗をかいて体温を調節することができません。
唯一汗をかけるのは肉球部分ですが、それもほんのわずか。基本的には「ハアハア」と口を開けて呼吸することで体の熱を逃しています。
しかし、気温や湿度が高い日はこの方法ではうまく体温を下げられず、熱中症になるリスクが一気に高まります。
とくに、地面の近くを歩くわんちゃんは、アスファルトの照り返しや地面の熱を直接受けてしまいます。
肉球がやけどしてしまうこともあるので、お散歩前には手で地面を触って、熱くないかをチェックすることがとても大切です!
散歩は時間帯を工夫
暑い時期のお散歩は、早朝か夕方以降の涼しい時間帯に行いましょう。
日中は地面も空気も非常に熱くなっており、わんちゃんにとっては命にかかわるほど危険なこともあります。
また、お散歩時や外出時にはお水を必ず持参して、こまめな水分補給を忘れずに!
車内は真夏のような危険地帯
車でのお出かけの際も注意が必要です。
エンジンを切った車内は、たとえ短時間でも一気に温度が上昇します。
夏以外の季節でも、密閉された車内でわんちゃんをお留守番させるのはとても危険!
どんな理由でも、わんちゃんを車内に残したまま車を離れることは絶対にやめましょう!
走行中も油断は禁物です。
クレート内は熱がこもりやすく、また後部座席はエアコンの風が届きにくいこともあるため、空気の流れや日差しの入り方にも気をつけてあげてくださいね。
暑い日は無理せず、おうちで発散
暑さが厳しい日は、「今日はお散歩おやすみ!」も立派な選択です。
無理に外に出るよりも、室内でできる遊びでエネルギーを発散させてあげましょう。
たとえば…
・ノーズワーク:おやつをタオルにくるんで探してもらうだけでも簡単に脳トレになります!
・知育トイの紹介ブログはこちらから↓
涼しい室内で、遊びながら心と体を満たしてあげるのも、夏を快適に乗り切る方法のひとつです!
まとめ✎
熱中症は、わんちゃんにとって命にかかわるほど危険なものです。
私たち飼い主が気をつけてあげることで、防げるリスクもたくさんあります。
・暑い時間帯の散歩を避ける
・水分をこまめにとる
・室温・湿度を快適に保つ
・無理に外に出さず、室内で楽しく過ごす工夫を!
わんちゃんとみなさまがこの夏も元気に、楽しく過ごせますように。
どうぞご家族みなさんで、気をつけてお過ごしくださいね^^