POST No.054
DATE:2024.5.31
丸刈りしなくても涼しくなる!?レーキングのご紹介
こんにちは、なるです!
暖かくなって日が延びてきましたね︎︎✿︎
ブログが随分久しぶりになってしまいました。
月日が経つのは早いですね…
そして先日、右手の甲に初めてシミが出来ました…
ショックでしたがこれも生きた証
毎日愛でようと思います
ちなみに名前はシミーちゃん。
今回はカット犬種ではないわんちゃんの【サマーカット】のお話。
換毛期にはレーキングがおすすめ!
これから暑くなるので、涼しくしてあげようと毛を短くしたくなる方も多いと思いますが
カット犬種ではない毛が抜けるわんちゃんには、春から7月にかけてと秋から11月にかけての年に2回
古い毛が抜け落ち新しい毛に生え変わる「換毛期」があります。
ちょうど今頃の時期に大量の抜け毛でお困りの飼い主様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、毛が抜けるダブルコートのわんちゃんはきちんと夏用と冬用と毛が生え変わってくれるので、
短くするよりもレーキングをした方が涼しかったりします。
被毛のサイクルを無視して短くしてしまうと、
抜けるはずの毛が抜けにくくなり、逆に体温が逃げなくなってしまいます;;
レーキングとは、犬のアンダーコートだけを処理する技法のこと。
換毛で抜けきれなかった毛を処理していくため負担もかけません。
ただし、わんちゃんの種類や状態によっては、毛刈りの方が適している場合もあります。
今回はレーキングのメリットと、
夏に短くしたくなる毛を刈ることのリスクについてご紹介します。
レーキングをするメリット
▪︎抜け毛を減らせる
ナイフやシェディングツールを使ってアンダーコート(下毛)老廃毛を除去することで出来るだけフレッシュコートのみにし極端な抜け毛を減らせます。
▪︎暑さの軽減
夏場において、保温の役割を果たすアンダーコートを除去することで通気性を良くし、できるだけ涼しい状態にできます。
▪︎本来あるべき被毛に戻す
サマーカットや犬種に合った適切なグルーミングがされてない場合、積極的に換毛を促してあげることで、本来の艶とコシを持つフレッシュコートを作ることができる。
▪︎皮膚トラブルの改善?
通常皮膚トラブルの場合は原因が特定しにくいので、要因となるものの消去法で経過観察をすることが多いのですが、グルーミング方法やその周期も一つの要因として考えてみると 皮膚トラブルの改善に繋がることもあります。
毛刈りの5つのリスク
▪︎ 体温讕節機能阻害
見た目は涼しく見えるかもしれないが、外熱を防ぐトップコート(上毛)がなくなることでダイレクトに熱の影響をうけてしまい、高温になりやすくなる。
▪︎ 健全な被毛の損傷
特にダブルコートの犬種においては、被毛の質感や色味が変化し、本来の機能を十分に発揮できなくなる。
▪︎ 日焼け
人の表皮の1/3程度の厚さしかない犬の表皮は、紫外線のダメージを受けやすく、皮膚炎や扁平上皮癌などの要因になることもある。
▪︎ その他外的刺激にさらされる
蚊やノミ・ダニなどの害虫に対して無防備になってしまう。
▪︎ クリッパーでの怪我のリスク
極端に短いミリ数で刈る場合は、クリッパー負けやカットのリスクがある。
★ただし、毛刈りをした方が良いケースもあります。
* 老犬やグルーミングに時間をかけられない犬の場合
* 過度な毛玉など、被毛の状態が悪い場合
* 飼い主の都合上被毛の管理が難しい場合
毛刈りをするか、レーキングをするか。
犬の被毛は刈った方がいいのか、レーキングをすべきなのか。 結論をまとめます。 1. 毛刈りするかどうかは、犬種や状態(毛玉や怪我・病気) 生活スタイルによって異なります。 2. 多くの犬種にとって、被毛は体温調節や外的刺激から皮膚を守るのに重要な役割を果たしており、刈ることで逆に熱中症のリスクを高めたり皮膚を外部刺激にさらす可能性がある。 3. 被毛を刈ることで、本来あるべき健康的な被毛を変化させてしまい。 被毛の機能を十分に発揮できなくなる。 ダブルコートのわんちゃん(※)はきちんとレーキングをして、夏に備えましょう♪ sora to kazeでは、抜け毛処理料金1100円〜いただき レーキングを行っております^^ ※時間、毛量によって料金が加算されます。 ※レーキングが必要なわんちゃん チワワ/パグ/ダックス/ポメラニアン/ビーグル/柴犬/コーギー/キャバリア/シェルティなど
それではまた☆